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今日は定休日、東京で行われている
二人の大家の展示会最終日なので、 「これを見逃してはならない!」と出掛けました。 銀座松屋での「川喜田半泥子展」と 日本橋高島屋での「北大路魯山人展」 最初に行ったのが「川喜田半泥子展」、 最終日のこともあってか?入り口から超満員状態、 人の列の後側から眺めるような感じでした。 私が最初に陶芸を教わった有田焼の端正な世界とは まったくの異次元、 「自由奔放」とはこのことか?と感じ入りました。 「何!これ!!」って思うような陶芸作品だけではなく、 洒脱な書画の世界もとても楽しめました。 一つ一つの器に名付けた銘の数々、 言葉遊びの達人ではないかと思いました。 英語を和訳した書などに、その心が弾んでいるようでした。 Time is moneyが「大夢出門」、 How are you?が「波和遊」、 I am glad to see you.が「愛夢倶倶楽通志友」、 和訳と言うより、意訳であって、漢文としても 成り立っているような、粋人の極みのようでした。 一方の魯山人展、 こちらは比較的穏やかな人の流れの中で 十分に作品の鑑賞ができました。 「東の魯山人、西の半泥子」、と言われているように 自由奔放な作風には共通したものがあるように 思いました。 半泥子と魯山人、ともに、陶芸、書や絵画などの多岐に わたる分野で超一流なのですが、 半泥子展を観た後での魯山人展には、 あまり大きなインパクト?は感じませんでした。 両者の違いは何??って・・・ 「生業」とするか否か?の違いなのだろうか??って、 半泥子は百五銀行頭取などの要職にあって、 まったく自由な趣味の世界、 魯山人は星岡茶寮の経営もあって、 「食器は料理の着物」との名言の基での ある種の制約の中での創作活動、 自分だけの愉しみが波紋となって、 外へ外へと広がる世界に対して、 自分の思いに、使う人の興味、好奇心などを集めて 内へ内へと求心力を高めていく世界とも言えるような・・・ 二つの作品展は色々なことを考えさせてくれました。
by nukuyuu
| 2010-01-18 23:36
| 陶芸
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