初の内孫のために作り始めた雛人形と、雛壇
ついに完成しました。
収納箱の天板に金色の布を貼って屏風にして、
近所の畳屋さんから戴いてきた畳表で作った
式台も完成しました・・・
陶器での人形作りに比べて本当に長い時間が
掛かりました。
自分の専門のことは何も考えなくても
体や指先が勝手に動くのですが、
専門外のことは、考えること、しばし・・・
材料の手配にしてもままならず、何倍もの時間が
掛かってしまいます。
畳表に金糸銀糸を織り込んだ布地を貼り付けて
畳の縁のように仕上げようとしましたが、
これも、とてつもない時間が掛かってしまいました。
自分ではまだ、満足のゆかないところがありますが、
そんな苦労の末の雛壇をご覧戴ければと思います。
このような作品は初の内孫のためだと思うからこそ
出来る作品であって、
もし、仮に二人目の内孫が「姫」だと言うことに
なったら、もう、同じものを作るエネルギーはありません。
明日からは、溜まってしまった、ブライダルフェア用の
サンプル作りや、陶芸体験をして戴いた皆様の作品の
仕上げなどの本業に注力です。