先日、東日本大震災に少しでも役立てばと、
参加費を義援金にした、そば打ちの会、
実は教室の生徒さんの山口さんから、
「そば打ちを教えて欲しい」との要望があって
行ったものです。
そば打ちと粘土を扱うことでの共通点が数多く、
「菊練り」と「延ばし」はお手の物です。
一番注意するのがそば粉に対する水分量で、
そば粉の種類やその日の天気などで微妙なところがありますが、
慣れてしまえば、そんなに難しいことではありません。
元々、山口さんはパン教室に通ったりして、
生地を練るのは得意とするところです。
私のところでのそば打ち体験を機に早速、
合羽橋道具街まで包丁や捏ね鉢などを買出しに出かけ、
もう、既に自宅で2回、そば打ちをしたそうです。
その蕎麦を旨く味わうために欲しいのが、自作の「蕎麦猪口」
そば打ち体験の前からロクロで作り始め、
呉須で絵付けした作品が完成しました。
モダンな絵付けで新しい味が味わえそうです。