今日は工房の定休日、
でも、あまりにも陽射しが強いので畑の野菜たちに水を
与えなければと・・・
自転車で工房に向かった。
道の途中には梨販売のお店も出始めた。
市原産の梨、幸水の収穫と販売が始まったようだ。
その、梨の直売店を過ぎた頃、急に、ガタガタと変な振動が
伝わって来た!
「もしかして?パンク??」
後輪の空気が抜けてしまっていた。
まだ、道程は半分近く、残っている。
炎天下のもと、自転車を押して歩くことになった。
まったく、想定外のダイエット効果?である。
その昔、二人の子供たちの自転車がパンクした時のことである。
お兄ちゃんは「そのために自転車屋さんがあるのだから・・・」と
言って、修理に持って行った。
妹は私がパンク修理していたのを見ていて
見よう見まねで、自分で直そうとした。
でも、ドライバーや千枚通しを突っ込んだので、
タイヤのチューブは穴だらけになった。
兄は経済学部に進み、外資系の会社員となった。
妹は自らがものづくりも楽しむ保育士となった。
今、思うに二人の子供たちの行末を暗示するかのような
パンク修理物語であった。