昨日、ものづくりの館「温々悠々」の陶芸体験に
お越し戴いた、小学2年生のケンちゃん、
「何が作りたいの?」って、聞くと
「急須!!」
「えっ?!」、思いがけない返答でした。
「急須は一番、難しいんだよ」って、説明しても、
「だって、作りたいんだもん」・・・・
ケンちゃんの話しによると、
以前に1回、陶芸体験をしたことがあって、
その時にも「急須を作りたい!、って言ったのに
決まった形のものしか、作らせて貰えなかった」とのこと、
しかも、作りたい!と思っている急須は
自分用ではなくて、おじいちゃんにプレゼントするとか、
そう聞くと、何とかしない訳にはゆきません。
実際にケンちゃんの手の動きは
とても1回、陶芸体験をしただけとは思えないほどに
スムーズで、
これなら、何とかなるな、って、
先ずは急須の本体づくり、
そして、蓋をつけて、
象の鼻のような注ぎ口を取り付けて、
「平らがいい」と言って作った取手を取り付けて
完成です。
右側の作品は一緒に陶芸体験に来てくれた
いとこの小学1年生の女の子の作品です。
普通の小学生の体験では大体、こんな形になります。
時には、お母さんが「何を作りたいの?」って、聞いても、
「う~ん」とか、「分からない」とか、のようなこともあります。
その点、ケンちゃんは自分の意志が明確で
私と同じ愛称でもあることから、応援したくなります。
薪割りに、天秤の使い方講習などもしてしまいました。