暑さのピークも過ぎて、いつまでもグッタリはしておられない。
不足気味の釉薬も増えてきた。
先ずはお気に入りの銅系の釉薬を調合しようとして、
ポットミルの中に原料を計って入れ始めた。
ところが、原料の一つ、炭酸バリウムが殆んど
無くなっていた。
急いで、陶芸材料店などに注文しようと、
ネット検索を始めた。
「あれっ!?」
どこの材料店にも
炭酸バリウムの商品が掲載されていない。
何故だろう??、って調べて、迂闊にも
「医薬用外劇物」に指定されていることを初めて知った。
これまでは普通の陶芸材料店で取り扱っていて、
しかも、買い溜めた在庫があったので、
そんな状況になっていることを全く知らなかった。
炭酸バリウムは銅系の釉薬の発色を良くするために
重宝な原料なので、困ってしまった。
思えば、陶芸の原材料なんて、種々の金属や鉛などが
使われていて、体に悪いものだらけのような感じもする。
金属のような毒性のない原材料の場合にも
微粉状態のものが多く、
どう考えても、体には悪そうである。
炭酸バリウムのようにハッキリと「劇物」と明示して
貰った方が、安全意識は高まるので良い。
でも、さて、購入先が見つからない。
困った・・・・