ものづくりの館「温々悠々」から一番近い所にあるのが海上小学校です。
PTA関係者を中心に「もりもりクラブ」として地域活動が行われています。
従来は子どもたちに体育系の体験のみの活動だったようです。
それが文化系のものづくり活動も行いたいとのことで、工房移転の前から、知人に頼まれて出張体験を行っていました。
そんな縁で始まった陶芸体験も今年で4回目になりました。
最初の年は形づくりと素焼き後の釉薬による色付けの2回の体験を行いました。
次の年は呉須や弁柄での絵付けを行いました。
去年は赤土を使い、テープなどでマスキングして白化粧土を掛けました。
そうなると、今年は、何にするか?困ってしまいます。
オカリナを試作してみましたが、低学年で音が出るように調整するのは難しいようです。
クリスマス用に円錐型のランプシェードも試作しましたが、やはり、子どもさんには難しいかなぁ~、って・・・
結局、初体験者が7名いたこともあって、やきものの原点、皿やカップを作ることにしました。
限られた時間で、子どもたちが満足感を得て、しかも飽きないような企画にするって、難しいですよねぇ~
陶芸体験の終わった子どもたちは畑に落花生を掘りに行きました。
私はと言えば、子どもたちの作品のひび割れや厚肉をスリムにするための手直しなど、工房に持ち帰っての作業が続きました。