寒い冬の間は粘土も冷たく、なかなか、創作意欲が沸きません。
暖かくなってそろそろと、県展作品のミニチュア版での試作を始めました。
それと6月開催の「第四回 いちはらの工芸 ものづくり展」、
会員は通常の作品の他にテーマ作品も製作し、展示することにしました。
そのテーマは歌始め会のお題「火」です。
陶芸やガラス工芸は通常、火を使うため、何となく、テーマとの関連性があるように思えます。
でも、皮工芸の人たちは「難しい~!!」って、悲鳴??を上げているようです。
とにかく、イメージを膨らませて挑戦してみようと言うこと自体が大きな課題です。
春らしい陽射しと共にそんな創作活動へのスイッチが入りました。
そんな矢先の大型作品の製作、一辺の長さが3mもあります。
これまでの陶芸作品での最大の長さは1.2mです。
山口県のきらら博の際に製作した山頭火像です。
今回の作品はその2倍以上の長さ、陶芸ではありません。
何故か、木工作品を制作することになりました。
長さ3.1m、幅45cm、高さ70cmのカウンターテーブルです。
二枚の板を接いだり、撓みを矯正するための横板を入れたりと、工夫しました。
手づくり感を出すために表面は槍鉋で削ったような??仕上げにしました。
一先ず、注文主からはOKを戴いて一安心でした。