先日、陶芸体験作品が完成して梱包したものを
近くの郵便局に出しに行った帰りのこと、
何気なく、リサイクルショップを覗いてみたら・・・、
何?これ??
昔、懐かしい天秤はかりがあって、買って来てしまった。
重さを量るための分銅も全て、ついていて、
最大10Kgまで計ることが出来る。
最小目盛りが5gだけど、2gくらいまでは読み取る
ことが出来そう・・・、
10Kgに対して2gまで秤量出来るとなると
2/10000 なので0.02%の精度になる。
これはもう、感激してしまう。
ただの単純な梃子の原理だけなのに、
先人の工夫と知恵に感服しきりで、嬉しくなってしまう。
来年から始る裁判員制度、
弁護士バッチには周囲に正義の象徴のひまわりがあって、
中央には公平の証しとして天秤があるそうな、
その天秤に懸けるものは何?
罪と罰?、倫理と不道徳?、努力と報恩??などなど、
先日から訃報と喪中の報が相次いでいる。
障害者への陶芸教室を引き継いで欲しいと、奥さんから
連絡のあった陶芸の先輩はその4日後に亡くなった。
今日は、山口の陶芸の知人が61歳で他界したとの
喪中葉書が届いた。
自分の生きてきた証しを天秤の片側に載せるとしたら
それに釣り合うものとして
反対側には何を載せることが出来るのだろうか?
釣り合うものなど何もない、
それも一つの人生かと・・・